隠蔽配管にするメリットとデメリット

隠蔽配管にするメリットとデメリット エアコン取り付けの際には、室内機と室外機を配管で繋ぐ必要があります。
そしてスタンダードなタイプでは、室外機から上に伸ばした後、壁に開けた穴に通す形です。
しかしその形では見栄えがあまり良くはありません。
そんな時に選択すると良いのが隠蔽配管で、大部分を壁の中に入れてしまうという方法です。
そうすると配管は室外機のすぐ上辺りで壁の中に入ることになるため、すっきりとした見た目になります。
ただ隠蔽配管を行う場合、エアコン取り付けの作業が複雑になりやすいです。
したがってスタンダードな方法よりも、時間や費用が変わってきます。
またエアコンの機種によっては空調機能が落ちたり、一部の機能が使用できなくなることがあります。
そんな時はスタンダードなタイプを選んだ方が無難です。
さらに壁に複雑な穴を開けることで、建物の強度に影響したり、虫の住処になったりという恐れもあります。
そういったことを考えた上で、室外機周辺の見た目を優先するのかどうかを決めましょう。

エアコン取り付けに延長コードをつなぐのはリスクがあります

エアコン取り付けに延長コードをつなぐのはリスクがあります エアコン取り付けを行いたいけれども、コンセントまでコードが足りないという場合には、延長コードを使えば良いのではないかと思う人も多いかもしれません。
しかしエアコン取り付けは専用のコンセントを使うのが常識であり、メーカーでは専用のものを使うように推奨しています。
通常の延長コードでも、確かにエアコンを作動させることは出来ます。
動かせるなら大丈夫なのではないかと思う人も多いかもしれませんが、専用のコードを使わなければ危険が伴います。
通常のコードでつなげた場合には、まず第一に発火事故が発生する危険性が考えられます。
政府からもインターネットやテレビなどを通して、間違った使用法による事故の注意喚起がなされているほどです。
これらの事故がすべてコードを使ったことによるものではありませんが、コンセントの差し込み口の距離が離れている場合には、かなりの危険が伴うでしょう。
エアコンは他の荷電と比べた場合にも、消費電力がかなり大きいものです。
コンセントの内部に一度に大量の電流が流れることになる為、それにより発熱し、その状態が続けば発火する可能性があります。